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ウレタンゴム成形・注型(ウレタン課)

弊社は、自動車・農業・建設・設備・土木関連業界の物流容器等の緩衝材に特化したウレタンゴムの簡易成形(注型)を行っています。数百個の小ロットから、数十万個の大ロットまで幅広く対応いたします。

エンジン受け

ミッション受け

ステアリング受け

ギフテヤ受け

建機ウエイト受け

クラッチカバースペーサー

オリジナル角パイプキャップ

角パイプ(短物)カバー

テフギヤ受け

リヤアスクル受け

エンジン受け

プーリー受け

多種多様なオリジナル形状のウレタンゴム緩衝材を低価格でご提供いたします。切削加工品より大幅にコストとリードタイムを削減いたしました。

ウレタン部品 使用参考写真

ウレタンゴムの素材について

(1)ゴム類の中で最も機械的強度が強いです。
(2)弾力性があり、大切な商品を傷から守ります。
(3)耐摩耗性が優れ、コンタミネーション(異物混入)を嫌う製品の受け材に適しています。
(4)TDIエーテル系PPG硬度90℃を主として取り扱っており、重量のある製品(部品)を受ける緩衝材として、自動車関連等で実績のある素材です。

ウレタンゴムの注型について

(1)はちみつ状の原液と硬化剤を混ぜ合わせ、型に注ぎます。
(2)約110℃の恒温槽に入れ硬化させます。
(3)型から取り出して、オーバーフローした部分を切削機械で削ってウレタン注型品が完成します。

ウレタンゴムの簡易型について

(1)金型不要です。
(2)硬質プラスチックでモデルを少量製作し、それを元に簡易(反転型)を作ります。
(3)一般的な金型の高額な出費や、数ヶ月を要するリードタイムも大幅に削減
(4)マスターモデル費用は数千円〜数万円ほど
(5)簡易型(ゴム型)は消耗品扱いで、製品単価に含まれています。

デフギヤ受け用簡易ゴム型(黄色)と、マスターモデル(青)

ウレタンゴムの品質について

(1)コスト重視の為、真空中での注型でないので多少の気泡が残ってしまいます。
(2)物件ごとに基準を決めて外観検査、異物混入等の検査を行います。

外観検査・数量確認

異物混入・ザグリ深さ検査

箱詰め(梱包)

ウレタン室の設備

●大型恒温槽 3台
●中型恒温槽 2台
●小型恒温槽 1台
●高速真空撹拌槽 2台

●真空ポンプ 2台
●デジタル計量機 2台
●切削用NCルーター2軸機 1台
●ボール盤 2台